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『赤い靴』(あかいくつ)は1972年10月3日から1973年9月25日まで、毎週火曜19時から19時30分までTBS系列で放映されていた連続テレビドラマ。東宝制作、全52話。 == 概要・内容 == 主人公の小田切美保はバレリーナだった母の後を継ぎ、「和泉バレエ団」に入団してライバルの甲斐鏡子としのぎを削り合い、先輩の稲村節子のいじめを受けながらも、プリマドンナを目指して日々頑張っていく物語。 本作ではサブタイトルが無く、全話ともストーリーの冒頭で『第(数字)回』と表示されていた。最初は全26話の予定であったが、好評により、1973年1月に倍の52話までの延長が決定した〔週刊TVガイド 1973年1月19日号 95ページ「コミコミコーナー」より。〕。 本作のプロデューサーの一人である土井利泰が著した『振り向いてテレビ』(中央公論事業出版)によれば、バレエを題材としてドラマを製作するにあたり、本職のプリマ級のバレリーナをヒロインとして起用しようということになり、放送開始の前年(1971年)から、当時、牧阿佐美バレヱ団に所属していた靭啓子(うつぼ けいこ)に出演交渉を始めたが、それまでドラマ出演など役者の経験は無かったことなどもあって、一時は交渉が決裂し企画が無期延期になるも、改めて先に「ゆうき みほ」という芸名を付けて出演を交渉し、ようやく主演起用に至ったという経緯があった。また、ライバル役の梅田智美(智子)も、当時ですでにバレエ歴12年のキャリアがあった〔週刊TVガイド 1972年10月13日号 106ページの本作の紹介記事より。〕。 オープニングのタイトルバック、バレエ公演などのシーン、衣装、舞台装置などは牧阿佐美バレヱ団の全面協力で制作された。 なお、主演の’ゆうき みほ’はテレビドラマでは他に、1974年の『白い牙』(日本テレビ)の第22話にゲスト出演するなどしたが、その後は本業のバレエに専念。‘ゆうき みほ’の芸名はバレエ界でも名乗っている。1985年には『橘秋子優秀賞』、1988年には『第4回服部智恵子賞』各賞を受賞。牧阿佐美バレヱ団、橘バレヱ学校で教師を務める他、現在は自らのバレエスタジオを運営している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「赤い靴 (テレビドラマ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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